- 日中でも見られる万能プロジェクターがほしい
- 一家に一台、上質なプロジェクターで映画を楽しみたい
中国のメーカー『Dangbei(ダンベイ)』社のプロジェクターの最上位モデル『Dangbei Mars Pro(ダンベイ マーズ プロ)』はとっておきのプロジェクターを探している方におすすめしたい製品です。
ビジネス用製品並みの明るさで、部屋を暗くしなくても映画やゲームを心置きなく楽しめます。
この一台で最高のおうち映画館が実現します……!
この記事ではDangbei社様より『Dangbei Mars Pro』をレンタルさせていただいたので、2週間使い倒した使用感をレビューします。
購入を迷われている方は参考にしてみてください。
- トップレベルの明るさで日中も快適に使える
- 駆動ファンの音が小さい
- 音質も最高で別途スピーカーいらず
- 高級感もありつつ、インテリアにも馴染むボディ
- 重い
- 放熱温度が高い
- プリセットアプリが使えない
Dangbei Mars Proのスペックと特徴
商品名 | Dangbei Mars Pro(ダンベイ マーズ プロ) |
サイズ | 縦20.9cm×横24.6cm×奥行き17.3cm |
重量 | 約4.6kg |
解像度 (画質) | 4096 x 2160ピクセル 4K UHD |
明るさ (ルーメン) | 3200ANSIルーメン |
投写サイズ | 最大300インチ |
スピーカー | Dolby®︎ オーディオ (10w×2) |
OS | Dangbei オリジナルOS |
台形補正 | 自動/手動 |
フォーカス機能 | オート |
無線接続 | Airplay Chromecast Bluetooth Wi-Fi |
有線接続 | USB2.0×2 HDMI×2 |
駆動音 | 24db以下 |
購入サイト | Amazon 楽天 |
Dangbei Mars Pro(ダンベイ マーズ プロ)は中国のメーカー『Dangbei』社が2022年に販売開始した『Dangbei』シリーズ最上位のプロジェクター。
家庭用プロジェクターですが、会議などのビジネス用途にも匹敵するスペックを誇っています。
3200ANSIルーメンの明るさを実現
『Dangbei Mars Pro』は家庭用プロジェクターとしては驚異的な3200ANSIルーメンの明るさを実現しています。
部屋を暗くして見ることを想定している家庭用プロジェクターは、一般的に1000ANSIルーメンでハイスペック商品に位置付けられています。
反対に明るい室内で使うことが多いビジネス向けのプロジェクターは、下の表のとおりルーメン数が大きく、価格も20万〜と高額になります。
ビジネス向けモデルと同様の明るさで投影できるDangbei Mars Proは、映像の明るさが桁違いなのが大きな特徴です。
台形補正・障害物回避機能・フォーカスも自動で合わせてくれる
Dangbei Mars Proはオートフォーカス機能、自動台形補正機能を搭載しています。
また、台形補正時に障害物を自動で避けてくれる機能が便利。
利用時は細かな調整をしなくても「なんとなくここかな?」の場所に置いて大丈夫なんです!
設置のハードルを下げる工夫が凝らされています。
Bluetoothスピーカー機能もあり
電源ボタンを押すとBluetoothスピーカー機能が使えます。
Bluetoothスピーカー機能中画面はOFFになるので節電にもきちんと配慮されています♩
40日以内なら返品・返金可能
Dangbei Mars Proの商品ページに記載がありますが、購入後40日以内なら開封/未開封に関わらず返金ならびに返品可能です。
- 条件
-
商品到着から40日以内にDangbei(ダンベイ)カスタマーセンターへメールで連絡する
※商品の利用有無は問わない
※問い合わせ時にはプロジェクター本体底のスタンドの中にある12桁のシリアル番号を伝える
- 商品を返品する手順
-
指定返送先に発払いにて返品→確認次第、商品代金が返金される
※お客様都合の返品の場合は着払いですと返品受付はされません
返品の条件・対応について詳しくは各販売サイトにてご確認ください。
10万円を超える買い物は誰しも慎重になりますよね。万が一の返金・返品機能は非常に嬉しいです。
≫Dangbei Mars ProのAmazon販売ページへ
Dangbei Mars Proの使い方・レビュー
実際にDangbei Mars Proを2週間レンタル利用してみたレビューです。
実際に購入する場合と同様の状態で送っていただいてるので、ぜひ参考にしてみてください。
内容物
製品名が書かれた段ボール箱の中、発泡スチロールの緩衝板で中身も厳重に保護されていました。
内容物は以下の通り。
- 本体
- アダプター
- 取扱説明書
- ワッシャー(三脚など取り付ける際に使う)
- リモコン
- 専用クロス
ガラス部分のホコリや指紋を拭くマイクロファイバークロスも入っていました。
本体裏には電源ケーブルのほか、以下の外部接続端子が利用可能
- オーディオ端子
- USB×2
- HDMI×2
- S /PDIF
- LAN
設置方法
セットアップ方法
セットアップは画面の指示に従いながら10分ほどで完了します。
- リモコンのペアリング
- 言語を選択
- Wi-Fi接続設定
- スクリーンサイズを合わせる
以上でセットアップは完了ですが、内蔵アプリでは満足に動画を見られませんでした。
このように一応動画配信サービスのアイコンはあるのですが、ブラウザ経由なので再生時にエラーメッセージの表示が出ます。(Netflix、ディズニープラスで確認済み)
動画を見るため、無料オプションとして選べるドングル『HAKO mini』を接続します。
ストリーミングドングル『HAKO mini』も使用
HAKO miniはDangbei Mars Pro後部のHDMI端子に接続します。
ペアリングをして、Googleアカウントでログインすれば視聴準備が完了。
10,000を超えるアプリをDangbei Mars Proを使って楽しめます。
Dangbei Mars Proを使って感じたメリット
- トップレベルの明るさで日中も快適に使える
- 駆動ファンの音が小さい
- 音質も最高で別途スピーカーいらず
- 高級感もありつつ、インテリアにも馴染むボディ
トップレベルの明るさで日中でもハッキリ見える
これ、ほんとうに感動しました。昼でも鮮明に画面が見られるなんて……!
以下の動画は昼13時撮影。日中の明るい室内でのスクリーンの見え方を一度見てみてください↓
夜はNintendo SwitchをHDMI端子で繋いでゲームをしましたが、これまた部屋を暗くする必要がまったくありませんでした。
部屋を暗くしても多少明るく見えるだけで、見え方や画質はほぼ変わらないのが驚き!
『部屋を暗くして見るもの』という今までのプロジェクターの概念がひっくり返りました。
映画など没入感を味わいたい場面では部屋を暗くしたいですが、カジュアルにアニメやバラエティを見たい場面では明るい部屋で、スクリーンをテレビ感覚で見れるのが最高でした。
暗い部屋で目をこらす必要もないので、疲れない!
駆動ファンの音が小さい
Dangbei Mars Proは駆動ファンの音がとても小さいです。
耳を近くに当てても、電源が入っているのかわからないほどの静かさ。
実際にスマホアプリで騒音レベルを測ってみました↓
起動前と起動時、たった4db(デシベル)しか違いがありませんでした。
駆動音が大きいと映画に集中できなくなるので、この徹底ぶりはさすが高級プロジェクターといった感じです。
音質も最高で別途スピーカーいらず
コンパクトモデル『Dangbei Neo』では音の迫力に欠けましたが、上位モデルのDangbei Mars Proは音質の面で文句なしのクオリティ。
左右どちらからも音が出ているので、臨場感・立体感のあるサウンドが楽しめます。
高級感もありつつ、インテリアにも馴染むボディ
Dangbei Mars Proはガラスコーティングで高級感のあるデザインでありながら、どのようなインテリアにも馴染むデザインです。
白とライトベージュを基調としたオープンラックに収納してみましたが、違和感なく馴染んでいました。
Dangbei Mars Proを使って感じたデメリット
- 重い
- 放熱温度が高い
- プリセットアプリが使えない
重い
Dangbei Mars Proは4.6kgあり、なかなかの重量感があります。
頻繁に持ち運んだり鑑賞場所を変える方は、出してくるのがおっくうになるな、と感じました。
持ち運ぶにもツルツルで指紋をつけたくない面が多いため、どこを持てばいいのか悩む…!
持ち運ぶ際は足に落下させないようしっかり両手でつかむようにしましょう。
放熱温度が高い
Dangbei Mars Proはそのスペックの高さと引き換えに放熱温度の高さが気になりました。
やけどするほどではありませんが、利用中は近寄ると汗をかく程度には熱い風が吹いてきます。
本体から向かって左側から熱が放出されるため、気になる方や小さいお子さんのいるご家庭は鑑賞位置にご注意ください。
プリセットアプリが使えない
Dangbei Mars Proにデフォルトで入っているアプリではYoutubeなどの動画を見ることができないのが不便でした。
以前は『Emotn Store』という専用アプリストア経由でダウンロードできたようですが、2023年8月時点は存在しませんでした。
かわりにUSBを入れてGoogle Playをプロジェクターにインストールする説明動画が入っていましたが、正直面倒すぎる!(別途USBを準備してファイルを開いたりなどします)
このデメリットは、持っているAmazon Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスを接続すれば解決します。
Amazonの公式サイトで購入するとストリーミングドングル『HAKO mini』が無料オプション※として選べるので、Fire Stickを持っていない方も動画を再生できます◎
※楽天市場で購入の際は、レビュー投稿の特典としてついてくるようです
Android TVが見れる!
≫HAKO miniの使い方まで戻る
ドングルなどを挿さずにプロジェクターだけで動画鑑賞を完結させたい場合は、Dangbeiシリーズのコンパクトおモデル『Dangbei Neo』が便利です。
Dangbei Mars Proをおすすめしたい人
- とっておきのプロジェクターを探していた
- テレビに代わるデバイスで日中でも動画を見たい
- 多少日本語が変でも気にならない
プロジェクターは滅多に買い替えるものではないので、お値段が張っても良いものを使いたい方には非常におすすめしたい製品です。
明るい室内でも快適に見れる3200ANSIルーメンのプロジェクターが20万円以内で買えるのは珍しいです。
日本製ではないので日本語訳がおかしい箇所が多々ありますが、それよりも『上質な動画をコスパよく見れるか』を重視している方には最適なプロジェクターといえます。
Dangbei Mars Proはどこで買える?
2023年現在、Dangbei Mars Proの日本正規販売店はAmazonと楽天市場のみ。
Amazon、楽天どちらもストリーミングドングルが無料オプションとなっていますが、楽天は『レビューを投稿後、連絡する』手順を踏む必要があり面倒です。
したがって、Dangbei Mars ProはAmazon直営ショップで商品を購入することをおすすめします。
Yahooショッピングで販売されているのは高額の並行輸入品なので、購入の際はご注意ください。
Dangbei Mars Proレビュー|とっておきの一台ならこれを選ぶべし
この記事では『Dangbei Mars Pro』を2週間使用したレビューを紹介しました。
今回はレンタルでしたが、ほんとうに買い取りたいほどの素晴らしさでした…。
とっておきのプロジェクターを予算10万円台で探していた方にはほんとうにおすすめできる商品です。
現在Dangbei商品は『Amazon』『楽天市場』が公式販売サイトになっており、公式サイトでの購入で無料オプションのストリーミングドングルが選べます※楽天市場はレビュー投稿者特典
上質なプロジェクターで、最高のおうち時間を過ごしてみてください♩