- 引越し祝いなどのプレゼントを探している
- 夜のルーティーンに映画・アニメタイムを取り入れたい
- 何かあった時に日本語サポートが受けられるプロジェクターが安心
この記事では日本のライフスタイルブランド『CINEMAGE(シネマージュ)』のモバイルプロジェクター『CINEMAGE mini』を使ってみたレビューを行います。
小型で持ち運びにも便利なCINEMAGE miniは、お家映画、キャンプ、旅行、どこでもサクッと上映できます。
ついつい面倒になりがちな、『プロジェクターで映画を見るハードル』をグンと下げてくれました。
またサポートが手厚い安心の日本製なので、映画好きの方へのプレゼントにも最適だなと感じました…!
とはいえ3週間利用して気になったデメリットも包み隠さずレポートするので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
CINEMAGE miniのスペックと特徴
商品名 | CINEMAGE mini(シネマージュ ミニ) |
サイズ | 縦10.6cm×横7.2cm×奥行き7.2cm |
重量 | 約410g |
解像度 (画質) | 854 x 480ピクセル (SD画質) |
明るさ (ルーメン) | 100ANSIルーメン |
投写サイズ | 最大180インチ |
スピーカー | 3w |
OS | Android9.0 |
台形補正 | 自動/手動 |
フォーカス機能 | 手動 |
無線接続 | Airplay Eshare Bluetooth5.0 Wi-Fi |
有線接続 | USB(Type-c)×1 HDMI×1 イヤホンジャック(3.5mm) |
駆動音 | 25db以下 |
購入サイト | Amazon 楽天 |
CINEMAGE mini(シネマージュ ミニ)は日本の企業・株式会社ミラアークが展開するライフスタイルブランド『CINEMAGE』シリーズの小型プロジェクターです。
ライフスタイルに余白を。
その余白が大切な人との思い出を創る。
CINEMAGE公式サイトより引用
『ライフスタイルに余白を。』をコンセプトに、生活に馴染むインテリア雑貨の販売や、プロジェクター・関連製品を販売しています。
250ml缶よりもコンパクトなボディ
CINEMAGE miniは高さ10cmほどの超コンパクトボディ。250mlの缶よりも小さいです。
また重さも約410gと超軽量なので、持ち運びやすさに特化しているプロジェクターです。
Android 9.0搭載
CINEMAGE miniはAndroid 9.0を搭載しているモバイルプロジェクター。
Fire TV Stickなどの外部接続なしでほとんどの動画配信サービスを利用できます。
- Amazonプライムビデオ
- Netflix
- U-NEXT
- Hulu
- TVer
- Lemino
※ディズニープラスは未対応
天井投影で、寝ながら映画鑑賞が可能
CINEMAGE miniは410gと軽いので、三脚にセットして簡単に天井投影ができます。
天板での操作も可能
CINEMAGE miniは付属リモコンの他に、本体上部の天板でも操作ができます。
また、スマホアプリ『EShare』をインストールすると、スマホでもリモコンやキーボード入力の操作が可能です。
30日の返品保証あり
CINEMAGE miniは利用の有無に関わらず、気に入らなければ30日以内の手続きで返金・返品可能です。
CINEMAGE miniの使い方・レビュー
CINEMAGE miniのセットアップ方法、使用感をレビューします。
内容物
緩衝材はエアークッションが全方向に入っていました。
外装箱はホワイト×ゴールドに箔押しされたロゴが高級感あります。
開封すると本体と冊子関連が。
内容物は以下の通り↓
- 本体
- ACアダプター
- 取扱説明書、スタートアップガイド
- リモコン
- ケーブル(HDMI、USB Type-c)
HDMIケーブルとType-cケーブルが付属されていました。こういったケーブルは別途用意するプロジェクターが多いので助かります
保証書やお問い合わせに使うプラットフォームはCINEMAGE公式LINEに誘導でした。
QRコードでの案内が手軽で嬉しい!
セットアップ方法
セットアップは画面の指示に従いながら10分ほどで完了します。
- 単四電池×2
- Wi-Fiパスワード
- リモコンに電池を入れる
- ACケーブルを挿して電源をON
- Wi-Fi接続設定を済ませる
日本製のプロジェクターなので、言語設定等の工程はありませんでした。
以上工程で以下のホーム画面になります。↓
天井投影する方法
CINEMAGE miniの天井投影は三脚にセットして行います。
底面にネジ穴が付いているので、三脚側のノブを回して固定するだけでセット完了!
重心が上部(倒した方向)にかたよるので、三脚はできるだけ平らでかたい場所に設置しましょう。
ふわふわソファーの上に三脚をセットしたら、安定せず何度か倒れました…!
CINEMAGE miniを使って感じたメリット
CINEMAGE miniを長く使ってみて感じたメリットは以下の4点でした。
- シンプルでインテリアに馴染むデザイン
- 部屋、場所問わず使える
- Netflixがすぐに見れる
- ダウンロードしてオフライン再生ができる
シンプルでインテリアに馴染むデザイン
一般的なプロジェクターに多い”パンチングされた無骨で男前なデザイン”がなんか部屋に合わない…という方に『CINEMAGE mini』はうってつけです。
CINEMAGE miniはシンプルと可愛らしさが共存したデザインが魅力。
『ライフスタイルに余白を。』のコンセプト通り、主張せずインテリアにも余白を持たせるデザインは、部屋の系統を選ばず馴染んでくれます。
部屋、場所問わず使える
CINEMAGE miniは『モバイルプロジェクター』の名の通り、スマホのようにどこへでも持ち歩き、いつでも見られるのが魅力です。
シーリングライト型プロジェクター | 投影場所が限定される |
ホームプロジェクター(据え置き) | 持ち運びと設置が大変 |
モバイルプロジェクター←コレ! | いつでも・どこでも見れる |
持ち運びのラクさに加えてAndroid9.0搭載なので、アマプラなどを見るならFire Stickなどの外部接続機器もいりません。
なので旅行に持っていく際も、本体とケーブル、リモコン(スマホで代用可)だけでOK。
筆者は家族旅行に本プロジェクターを持参して、旅館のWi-Fi接続で壁に映画を映して楽しみました。
CINEMAGE miniはスクリーンが貼られていなくても、白い壁ならけっこうキレイに映ります↓
ビジネスホテルと違って、旅館の部屋のテレビは小さかったり、VODなども見れないところが多いですよね。
部屋の壁をスクリーン代わりにして見る映画は、非日常気分を味わえて最高でした♩
Netflixがすぐに見れる
プロジェクターでは簡単に見れないメーカーが多い『Netflix』。
CINEMAGE miniは初めからNetflixアプリがインストールされているので、面倒なインストール等の手続きなしですぐにログインして見始められます。
また、広告付きプランのユーザーは再生できないプロジェクターもありますが、CINEMAGE miniはプラン関係なく視聴できるのが嬉しいポイントです。
ダウンロードしてオフライン再生ができる
CINEMAGE miniはAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスの動画を本体にダウンロードして、オフライン再生できます。
事前にWi-Fi環境下でダウンロードを済ませておけば、キャンプ場などもネット環境がない場所でも動画を楽しめます。
本体ストレージは32GBですが、YouTubeなどの最低限のアプリが入った状態で残り24GBほど。
したがって100分ほどの映画(0.5GB)なら48本分はダウンロードできる計算です。
外出先で見る動画(映画数本程度)くらいなら、容量を気にせずバンバンダウンロードできるね!
映画1本のデータ容量
Amazonプライムビデオで98分の映画をダウンロードする場合
- 最高画質:0.88GB
- 高画質:0.49GB
- 標準画質:0.38GB
- データセーバー:0.21GB
CINEMAGE miniを使って感じたデメリット
CINEMAGE miniを3週間使って感じたイマイチな点(デメリット)を3つ挙げます。
- 部屋が明るいと見にくい
- 付属リモコンではできない操作がある
- 動きが遅い時がある
部屋が明るいと見にくい
※無加工です
CINEMAGE miniの明るさは100ANSIルーメンなので、あかるい投影環境での光量はやや物足りないです。
とはいえ40,000円台で購入できるモバイルプロジェクターとしてはしっかり映るので、価格に対するスペック不足ではありません。
光量問題は部屋を暗くすれば解決するかなと感じました。
明るい部屋でもハッキリ映画を見たい方は、Dangbei Mars Proなどの10万円以上のプロジェクターを検討してみてください。
付属リモコンではできない操作がある
CINEMAGE mini操作方法が複数あるのが特徴ですが、一つに絞れないというデメリットを感じました。
というのも、付属のリモコンではできない操作があるんです。
リモコン操作 | 本体上部操作 | スマホリモコン | |
YouTube | できる | 横スクロールできない | できる |
Amazonプライムビデオ | できる | 横スクロールできない | できる |
Netflix | 縦・横スクロールできない | 横スクロールできない | できる |
U-NEXT | できる | 横スクロールできない | できる |
TVer | できる | 横スクロールできない | できる |
ごらんのとおりNetflixは付属のリモコンで縦・横のスクロールができないため、アプリのスマホリモコンでの操作が必須になります。
使っているうちに慣れてきて面倒には感じなくなりましたが、付属リモコンのみで操作が完結しないのはちょっと残念ポイントでした。
フォーカス設定が手動
ほとんどのプロジェクターが自動で行ってくれる『フォーカス設定』を、CINEMAGE miniは手動で行う必要があります。
フォーカスは本体向かって左側にある小さなレバー。
小さくて操作しにくいのですが、実際利用時にフォーカスを合わせる場面は1〜2回ほどだったので、あまり気にしなくていいデメリットかと思います。
小型家庭用プロジェクターの『Dangbei Neo』はオートフォーカス&自動台形補正が付いています。
CINEMAGE miniをおすすめしたい人
- 何かあった時に日本語サポートが受けられるプロジェクターがいい
- 引越し祝いなどのプレゼントを探している
- 夜のルーティーンに映画・アニメタイムを取り入れたい
CINEMAGE miniは安心の日本製、かつサポートがめっちゃ手厚く親切丁寧です(実際とてもお世話になりました…)
プレゼントなど、人に贈る製品は万が一の問い合わせがしやすいメーカーの方が絶対に良いので、その点で『CINEMAGE mini』は安心してプレゼント候補にできます。
また、CINEMAGE miniはとにかく起動のハードルが低いので使いやすい。夜、疲れ切った仕事終わりの自由時間を充実させてくれる良き相棒になってくれるでしょう。
同じく起動のハードルが低めのシーリングライト型プロジェクター『Anker Nebula Nova』も別記事でレビューしています。
CINEMAGE miniは気軽にプロジェクターを取り入れたい方におすすめ
この記事では『CINEMAGE mini』を3週間使用したレビューを紹介しました。
ちょうどいい軽さとサイズ感で”プロジェクターのある生活がもっと好きになる”こと間違いなしです。
50,000円以下コスパの良いプロジェクターを購入したい方はぜひ候補に入れてみてくださいね♪